The King with Donkey Ears

ドラマ視聴素人の感想置き場。自分のために書いてます。

劇場版名探偵コナン『隻眼の残像』見た!

 

コナンの映画となると、ちゃんと見るのは

天国へのカウントダウン以来でしょうか?

何なら、映画館で見るのは初めて。

どんなもんなのかなと興味本位で見に行きました。

その感想は…

 

 

 

えっ、思てたんとちゃう!

 

 

なんか、私が子供のころに見たコナンの劇場版とは

かなり異なったテイストというか、

むしろテレビドラマのような内容のように思えました。

 

今のコナンってこんな感じなんだ!?

 

と序盤から作画だのCGだの展開だのストーリーだのにいちいち驚いていました。

ハイテクだ…。

まるで90年代から現在にタイムマシンでやってきたかのよう。

 

 

すごいなーこんなのなんだ…と思ったら、

脚本家が『相棒』シリーズの櫻井武晴さん。

なるほどね…。道理でね…。

 

音楽も菅野祐悟さんというではないの…。

ガリレオとか軍師官兵衛とか『昼顔』とか、

テレビドラマや実写映画の音楽担当の人だと思っていたけど、アニメの音楽も作るのね。勉強不足でした。

 

 

 

話としては、面白かったです!

メインの登場人物がコナンや蘭ねーちゃんや毛利のおっちゃん以外

よく知らないキャラクター多かったので、

コナンのファンの方があげた予習推奨エピソードを

原作とアニメでちゃんと履修していきましたから()

そのかいもあって、展開に置いてけぼりになることはなかったと思います。

ただ、話の内容が大人向け過ぎて、

これは子供が見ても意味わかるのかな?と思えるシーンもたまにありました。

 

 

また、テレビドラマの内容みたいだと前述しましたが、

これは実写じゃ無理だ…ってシーンも多々ありました。

 

たとえば、諸伏高明が凍った川に頭から落ちていく場面。

後々救助されるのですが、綺麗なお顔は無傷。どこかけがをした様子も見受けられない。

あくまで凍った水のなかで長時間いたことによる低体温症。といったところか。

 

いや、死ぬだろ。

最低でも頭か腕は骨折だろ。

せめて打撲!!

 

ここでまず1ツッコミ。人間やめてるなこいつ。

 

 

そして雪崩を止めるために、ガス管をコナンがキック力増強シューズで蹴り飛ばして

大和敢助が拳銃で撃ち抜く場面。

 

どんだけキック力増強してんのよ。

足折れない?????キック力というより足が鋼鉄化すんのか?

 

2ツッコミ。

超人か。こいつも人間やめてんな。

 

 

そして終盤の瓦礫スノボの場面。

 

いや、動力源はどこ!??

一見では分からんだけでここは下り坂なのか!?

すごいスピード出てるよね!?

 

と最大のツッコミ。追い風だったのだと思うようにしておこう。

 

 

 

と、このように、テレビドラマや実写映画では到底許されない場面もあるので、

これはもう、アニメならではのアクションの展開だよなと思いました。

 

似たような事例だと、クレヨンしんちゃんの映画も似たようなことが言えますよね。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』は、実写映画化もされましたけど、

あれはやはりアニメだから良い、クレヨンしんちゃんだから成り立つ話であったと思います。

 

 

今回はIMAX4DXで見たのですが、4DXは楽しかったなあ。

アクションシーンや雪崩シーンでまあ揺れる揺れる!寒いし。

撃たれるときは同じように背中から撃たれる感覚があるし、

凍った川に落ちる場面では本当に衝撃がきましたもん。

 

あれだ、ユニバーサルスタジオジャパン

ターミネーター2とか、バックトゥザフューチャーみたいな、アトラクション感があった!

映画ってこういう楽しみ方もできるようになったんですね。

 

自宅から映画館が近かったら、チケット代が高くても何度も見に行くんだけど…

往復で1時間ぐらいかかるから、厳しかった()

 

でも本当に面白かったです。いい経験になりました。

まだ見ていない人は、ぜひ見てほしいですね。

 

 

個人的に好きになったキャラは、高明と風見さんかな。

 

 

 

そうそう、King Gnuの主題歌もすごく良かったです!