The King with Donkey Ears

ドラマ視聴素人の感想置き場。自分のために書いてます。

80年代のテレビドラマ

3年B組金八先生 第二シリーズ 『卒業式前の暴力2』を見た

『3年B組金八先生』の第二シリーズ、リアルタイムではもちろん見てなくて(多分生まれてない。というか親同士出会ってすらいない)再放送で1回通しで見たことがあります。(確か昔のTBSは17時台にドラマ再放送枠があったのです)金八先生はその枠で第三シリーズ…

【ネタバレ】『澪つくし』を悪意的目線で考えてみる

BSプレミアムで朝の7:15~7:30に 再放送されている朝の連続テレビ小説『澪つくし』(1985)もいよいよ佳境。かをる(沢口靖子)が家のために 梅木さん(柴田恭兵)と再婚を決意してしまうという、なんとも胸くそ悪いモヤモヤした展開になってきていますね。 毎日モ…

【ネタバレ】『澪つくし』のショッキングな展開について

『おしん』から始まった 80年代の名作朝ドラ再放送(7:15〜7:30)も、 『おしん』(83年)、『はね駒』(86年)ときて三作目。 『澪つくし』(85年)も相当評価が高く、 見る前から楽しみにしていました。 懸念されていた(楽しみにしていたとも言う) 主演の沢口靖子…

朝の連続テレビ小説『はね駒』について手短に感想

『はね駒』最終回の再放送も、 先日無事終わりました。 手短に感想をまとめておきたいと思います。 思えば、元々は現在も活躍していらっしゃる方々(斉藤由貴さん、渡辺謙さん、美保純さん、小林稔侍さんなど)の若かりし頃の姿と演技を楽しめればいいなという…

「おしん」竜三の自決に関して思ったこと

「おしん」太平洋戦争編を初めて見たとき、 私はなぜ竜三が自ら命を絶ったのか、 そしておしんがなぜ彼のことを「立派」だと言ったのか理解できませんでした。やっと戦争が終わって、これから家族で幸せに暮らせるのに、妻や子供たちを残して一人死んだ竜三…

【ネタバレ】「おしん」流浪編の意義とは

「おしん」流浪編の意義とは 「おしん」流浪編は、放浪編とも呼び、 おしんが雄と共に自立を目指し、東京・山形(実家)・酒田(加賀屋)へと移り住む一編のことを指す。大まかに言えば『自立編』とも呼ぶべきエピソードだが、 浩太の紹介で伊勢にたどり着き、 …

【ネタバレ】「おしん」名場面ランキング

田中裕子さんがおしんを演じた 第37回~第225回までで、個人的にすごいと思った名場面ランキングです。誰かが死ぬ場面を名場面というのは 何とも複雑な気持ちになるのですが、 死と言う名の別れがとても多いので どうしても選ばざるを得なくなります。 1位:2…

【ネタバレ】なぜ「おしん」佐賀編は凄まじく辛いのか

●なぜ「おしん」佐賀編は凄まじく辛いのか 苦労と辛抱の連続である「おしん」において、 もっとも苦しく救いがない、見ていて辛いと言われているのが全297回中、第117回から始まる佐賀編だ。 (正確に言えば、天国から地獄に転落するのは第114回で描写される…