この週は、松原智恵子さんに尽きます。
とにかく、松原智恵子さんの演技や佇まいが素晴らしすぎました。
岩見さんの件は、正直、
「ええんかそれ…」と思わなくもなかったけど、
お母様の浮世離れしたピュアなキャラクターと、松原智恵子さんの演技で見事に昇華されました。
ご本人曰く、美佐さんという役は
この役はなんというか、「私の性格、そのままでもいいかも」と思えた役柄でした(笑)。
ということで、まさに自他共に認める
ハマり役だったんすねえ。
人を疑い続けるよりも、騙され続けたほうがいい!と言い出したときには
『贈る言葉』の2番の歌詞かよ!!!
と思わず突っ込んでしまったけども。
youtu.be
(信じられぬと嘆くよりも〜人を〜信じて〜傷つく方がいい〜♪)
でも、最終的には、岩見さんを
警察に突き出さなかった結果、
嵐による昆布の価格高騰によって、
昔騙されたぶんのお金も
取り戻すことができたわけですから。
情けは人の為ならず、とはこのことですよね。
そして、何度も何度も丁寧に丁寧に
死亡フラグ立てまくりんぐの週でもありました。
まだ入学は来年なのに、
淳之介の制服を買ってくる、
エイスケさんに「あぐりのそばにいてやってください、お願いします」と何度も頼む、
岩見さんから受け取ったお金を「これ五喜の結婚資金に。預かっておいて」と頼む…。
そこまでやったら、
いくらニブいあぐりでも気づくよ!
五喜から、母はのどにガンができて
あまり長く生きられない、ということを聞いてショックを受けるあぐり。
私は、そのことを聞いて、
あぁ、だから恨みつらみは私一人が墓まで持っていく、とか言ったんだ…とか、
だからあぐりに会いに来たんだな…とか、
だから、アニーローリーをカフェセラヴィで歌ったのか…とか
いろんなことが腑に落ちました。
はぁ〜。
美佐さんの髪を切って、それをかき集めて保管しようとするあぐり見てたら、
なんか見てるこっちも苦しいし、
切なくなってしもうたわ。
そして、駅でのお別れの場面。
これは名シーン、
まごうことなき名シーンですよ!!
「さようなら」と言う美佐さんに
同じく「さようなら」と返すあぐり。
もうここらへんからおれっちウルウル。
母と五喜の後ろ姿を見ながら、
涙がこみあげて来るあぐりにも、ウウッとなり。
そこにエイスケさんの
「泣くな。笑顔の君を憶えていてもらうんだ。だから泣くな。」
って優しい言葉にもグッときたし。
笑顔で呼びかけ手を振るあぐりと、
瞳を涙で潤ませながら手を振るお母様。
音楽が!!!このとき流れている音楽が
またドンピシャなんよな!!!!
そして、見送ったあとのあぐりの肩を
そっと無言で抱き寄せるエイスケさんが…
おお…おお…もう……。
もう、こいつ、ずるいよなって感じでした。
この場面は、何度見ても泣けますね!!!
エイスケさんは、今週は
美容院の建築費の5000円を昆布に浪費して、
挙句に泡銭だとか、親父の愛は欺瞞だとか、
色々言っちゃなんねえことを言ってたので、
株価は大幅下落。
基本的にエイスケさんのことは好きですけど、
たまーに「は?何言ってんだ(やってんだ)てめえ」と正気に戻るときあるのですが、
その数少ない行為の一つがこれ。
マジでイラっときたかんね。
あぐりがビシッと言ってくれてよかったよ。
あぐりは自分が振り回されたり傷ついたりすることには何も言わないけど、
望月の御大やお義母さんを蔑ろにされたら怒るんですよ、そこがいいと思う!
昆布の価格が高騰したときも、
儲けたお金をあえてエイスケさんに持たせて、
こんこんと説教したのが良かった。
エイスケさんバツが悪かったのか、
それともあぐりからの一言で
父親への反発心について省みたのか…。
何にせよ、この二人の口喧嘩はレアでしたね。
しかし、さすがはエイスケさん、
美佐さんへの接し方や
動揺するあぐりへの思いやりなどで、
下がったエイスケ株を
すっかり株価を元通りにしてしまいました。
カフェでのあぐりとエイスケさんの友達のようなやり取りには、二人の強火カプヲタである燐太郎さんもニッコリですよ。
さて、土曜日回で民ちゃんが
再登場になったわけですが、
エイスケさんと同席していた燐太郎さんに
明らかにロックオン。
燐太郎さん、めんどくさい女に好かれがち…。
こうなると、来週は波乱の予感しかないですね。
次回予告担当は淳之介!!
予告を見ると明らかに
不倫回に見えるんですけど、
その週の予告担当を淳にやらせるなんて!
いいのかそれでっ!(笑)
来週から東根作寿英さんと中山仁さんも出るようで。
見るのが怖いような、楽しみなような…。
どうなることやら、民ちゃん!
あっ、そうそう、
明らかに怪しい岩見さん(withカツラ)の言動に、
沢子ちゃんが鋭く察知してて
辰子さんから同業者扱いされてたのには
ブフォ(笑)となってしまいました。