当時リアルタイムで見てました!
毎日見ることはかなわず、たまーにだけど、
それでもあぐりとエイスケさんのやり取りが楽しくて、明るくて、見ていて面白かったのを覚えています。
今回再放送するにあたり、
「今見てつまんないと、なんか複雑な気持ちになりそうだなあ」という謎の葛藤の気持ちも生まれましたが、
エイスケさん見たさに、視聴を決断しました。
第一週を見た感想。
こんなに激動だったっけ?
姉二人と父がスペイン風邪にかかって亡くなるのは知っていたんですけど、
まさか第一週で、しかも
こう立て続けとは思いませんでした。
全然覚えてないなー、自分。
姉ちゃん二人もお父さんも、
優しくて穏やかで良いキャラクターだったから もうちょっと見たかったかなー。
そしてお母さんが詐欺師に遺産を騙しとられ、
あぐり(田中美里さん)は自分と妹の学費のために
望月家に嫁ぐ展開。
これらを全部第一週でやりやがりました。
…これ、起こった出来事だけ羅列したら、
かなり悲惨。
当時としては、もしかしたら
珍しくなかったのかもしれないけれど、
15歳のあぐりにとっては、結構キツイ展開よ。
それでも見ていてどんよりしないのは、
『あぐり』の作風がとにかく明るくて軽くて、ポップだからでしょうか。
まるで悲壮感がない。
あぐりもそこまで不幸丸出しにしていない。
「しゃーないかー」ってな感じ。
だから見やすいんだろうなぁ。
お母さん(松原智恵子さん)も、
やってることだけ見たら
なかなかのひでえ事だらけなんですけど、
松原智恵子さんのあまりにも世間知らずなお嬢様育ちの母親の演技で、
ツッコんだ方が負けな雰囲気。
ずりぃ、ずりぃーよ母ちゃんそれ!
そして、その結婚相手は
真面目で優しそうな勇造(若林豪さんの息子さんとは知らなんだ!)…ではなく、
チャラチャラしてキザったらしい
軽さ100%の男・エイスケ(野村萬斎さん)。
まあエイスケさんが相手ってのは
知ってたんですけど、
結婚の席での親戚サイドに座ってる勇造二度見!のカメラワークは笑ってしまいました。
そしてエイスケさん。
軽い!軽すぎる!トンチキすぎる!
こんなにふわっふわだったか!?と
やはり自分の記憶の曖昧さに驚きます。
(闇夜のカラスちゃーん!とあぐりを呼んでいたのは覚えているのですが)
きっと淳之介が生まれて以降の
落ち着いてる(本人比)エイスケさんの記憶が強いのでしょうね。
声のトーンや着物での所作、あまりにも異質で予測不可能な自由な演技、
あまりにもオンリーワンで様になっていて、
当時そこまで野村萬斎さんは
メジャーではなかったので、
強い衝撃を受けたことを覚えています。
今は野村萬斎さんのことをよく知ってますから、
当時とは違った目で
エイスケさんを見られますね。
(もしかしたら「何だこのクズは…」とドン引きしてしまうかもしれない。どうしよう)
『おしん』→『はね駒』→『澪つくし』と比べると、重厚さの欠如と明るさあふれるコミカルさが目立ちますが、
自分はそれが好きだったんです。
おしんとか澪つくしは、
わりと俗っぽさもあったと思うのですが、
『あぐり』はどこか品のある、
古き良き朝ドラ。
それでいてクスクス笑えるところもあるし、じんわりメッセージ性もある。
そこらへんが平成の朝ドラ色なのかなぁー。
BS12で『ふたりっ子』が再放送始まるので、
見比べてみたいものですね。
あぁ!あとOPのインスト!
これは鮮明に覚えてて、
毎朝これを聞くだけで満足してます(笑)
感想は毎週書くことはないと思いますけど、
頑張って見続けたいなあ。
とりあえず第一週は展開速くて
面白かったことを書き記しておきます。
あと次回予告。
サザエさんかよ!!!(笑)