The King with Donkey Ears

ドラマ視聴素人の感想置き場。自分のために書いてます。

ずっとあなたが好きだった 第六話

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6話見てておおっとなったのは、
離婚調停で、美和と冬彦さんが裁判所?で会ったとき、
長椅子に座る美和の隣じゃなくて、
ベビーベッドのようなものに
冬彦さんが座ったの見て、
なんかこう、ああ…って気持ちになりました。
暗喩というのか、なんというか。
冬彦さんの席はそこなんだ、という気持ち。


冬彦さんは子供なんだよね。
子供のまま大人の年齢になってしまったんだ。
仕事ミスしてしまった、とグズりながら頭を壁に打ち付けるシーンはまさに子供でした。
(昔『世にも奇妙な物語』で佐野史郎さんは
精神年齢大人の小学生役をやっていたんですが、それを思い出したなあ)


まだこの頃は言葉の暴力や態度の暴力、
いわゆるモラハラなんて概念は無かったんだろうな、
暴力を振るわれたかを
しきりに聞かれてたのが印象的でしたね。
同居を続けられないちゃんとした理由をうまく説明できない美和。
確かに、暴力は振るってないし、
何度も何度も罵ったわけではない、
ただただ不気味な空間だったというだけだから説明が難しいよなあ。




ぶっちゃけ、美和と大岩くんの恋路は
あんま興味ないねん!!!
だからそれが多めの6話はちょっと退屈だった!


大岩くんの所属するラグビー部廃部、
ショックの部員、ただ黙々と練習を始める大岩くん、それについていく部員たち…。
80年代ドラマかと思った!!


律子を何度も何度も裏切っといて、
律子に泣かれてるのに(それがまためっちゃ健気で可愛いのよ)
まだまだ美和に連絡して、
気をかける大岩くん、イラつく!
お前は自覚がねぇんか!!キライ!
全盛期キムタクでも福山雅治でもギリ許されん行為やぞ!!
カンチ並にイラッとすんぞ!


つーか美和と大岩くん、
ずっと昔の思い出に浸ってお互いの傷舐めあってる感あって、なんだかなー。

無理やり別れさせられたからちゃんと消化しきれてないんだろうけど、それでもさぁ。
なんだかなーと思いました見てて。


美和を遠くから盗撮したビデオテープを
独りぼっちで愛おしそうに
何度も巻き戻して見る冬彦さんの姿の方が
なんか、胸に来るものあったなぁ。

まあ、結末知ってるからなんだけど(笑)