とにかく、次回予告が衝撃的すぎてね…。
第十七週は、生田斗真くん演じる
じゅんのーちゃんが実質主役の週。
ここにきてスピンオフで一息…と思わせて、
実は今後の展開に関わる布石を何個も打ってるのだと再見組は分かるので、
見ていて「うわぁ…」とか「あーなるほど…」とか、様々なことを感じましたよ。
それにしても、斗真の淳之介…
ぎゃんかわ!!!!!!!!!!
なに!?このかわいさはなに!?
このまんまるほっぺはなに!?
あどけない笑顔!!
こんなの!!視聴による致死量!!
完全突破してないか!?!?
リアルタイムでも、
斗真かわいい〜!と思いながら見ていたのを覚えてるんですけど、大人になってから見ると、
一層わかる素朴な可愛さですよねぇ。
そしてズッコケ四人組…じゃなかった、
淳の友達たちも、なかなか面白いキャラ揃いで、最初はボケっと見てたけど、
どうしてなかなか、ぐっとくる展開が多かったんじゃないでしょうか。
尚ちゃんこと尚久。
夢もなければデリカシーも無い
現実主義者で事なかれ主義者だが、
やるときはやる優しい眼鏡。
南くん。正義感が強く思いやりのある少年で、
尚ちゃんがやらかしたときには
ハッキリと苦言を呈する強さもある。
安吉くん。
貧乏な家ですでに働きに出ている少年。
粗暴なところもあるが男らしい兄貴肌。
まず、尚ちゃんと南くんのコンビが
とにかく面白いよね。
俗物っぽい尚ちゃんに、南くんが度々ツッコむのがおかしくて仕方なかった。
そして、安吉くん。
お父さんが病気で伏せっていて、
安吉くんがたまに働きに出てお金を稼いでいると…おお…もう……。
淳之介は、池田諒子ラブレター事件や
模擬試験サボって鎌倉行こう事件を通して
安吉くんと心を通わせ、友達になるんですけど、
その過程がとても自然で、
とても良かったですね。
なんだかスタンドバイミーみたいで、
わし、こういうのに弱いねん…………。
戦争が来るのは、こっちサイドとしては
知ってるわけじゃないですか。
ズッコケ四人組たちの少年らしい未熟さと、
真っ直ぐな友情に触れるたびに
「この少年たちは、戦争のときどうなるんだろう…」って思っちゃってさ。
エイスケさんに撮ってもらった記念写真。
こういうのホンマ弱いねん!!!!ウルウルすんねん!!
新潟に宮大工の修行に行くから、
とお別れを言いに来た安吉くんに
「僕達ずっと友達だからな!」って
淳之介が記念写真渡して、
安吉くん涙ポロポロの場面とか、
おれっちボロ泣きだったかんね!!!!
切ないなぁ…。
淳之介は淳之介で、安吉くん一家の
貧しくも家族で食卓を囲み仲良くしている姿に
自分が経験してこなかったものを感じて、毎晩入り浸ってて…(なお食料は持参)
そのことについてあぐりが
ちゃんと気づくのも良かったし、
受験に落ちた淳之介をそっと抱きしめるのも良かった。
そして、エイスケさんもまた、今週は子供たちにとって素晴らしい大人だったと思います。
各々に似合った衣装を用意してたしね。
安吉くんが汚名を着せられそうになったときは、
真実を追求するのが正義だよ!と
自分の書斎に立てこもらせ、
じゅんのーちゃんに尚ちゃんと南くんの親を連れて来いと指示させたり。
(なおその後のことは特に考えておらず、子どもたち任せだった模様)
淳之介が受験に失敗し、
光代さんに叱られて落ち込んでいたときも、
何も言わずナイアガラの滝を一緒に見よう!
と寄り添ったり。
これは、淳之介はかなり心救われたよね。
ズッコケ四人組を集めて、
20世紀の預言の新聞記事を読んで聞かせたりもしました。
このときのエイスケさんの子どもたちへの言葉が、また素晴らしいんだよね。
君たちが大人になる頃には、
人が人として自由に生きられる時代が来るさ。
今のような雁字搦めの社会じゃなくてね。
君たちの時代は、素晴らしいぞ!
そして、安吉くんから
自分たちが大人になる頃には、
機械が寺や神社を作るんじゃないか?
そうなったら、宮大工はいなくなるのか?
との問いを淳之介づてに聞いたときのエイスケさんの答えも良かった。
どんなに世の中が便利になっても、
人間にしかできないことが必ずあるんだ。
どんなに優れた機械でも、人間の愛には勝てない。
人間は、それぐらい素晴らしいんだ。
もう、なんか、普通に良い大人じゃん!
どうしたんだよエイスケ!!
箱根のドライブでも、おどけて初めて会った時の会話をマネするあぐりに付き合うも
(この二人、結局ラブラブに落ち着くよね)
ふと我にかえって冷めたことを言ってみたりして。
自由を奪われたエイスケさんは、
籠の中でもがき苦しむカッコウなんだと。
森さんと世津子さんが特高に追われる身となり、
川原くんは拷問により二度と小説が書けないぐらい再起不能になり、
自由と夢のかたまりだった婦人現代も終わり…。
こうあるべき、これはしてはいけない、
という強制される社会。
その社会そのものが、エイスケさんにとっては
狭くて息苦しい鳥籠なわけで。
結局、エイスケさんは、
彼にとって生きることそのものであった
「小説を書くこと」を放棄してしまいました。
死に急いでしまうのも、
仕方なかったのかもなぁ…。
次回予告担当は、
満を持してエイスケさん!(とあぐり!)
あの「エイスケ死す」っていう文字が
じわーっと赤字で浮かび上がるの、
ホラーみたいだからやめろよ!
第十八週はそんな内容じゃねえから!!
悲しくて寂しくて切ないけど、
名シーン満載の週なんだからな!!
(まあ言うほどネタバレはしてないんだけどね、あの予告)
死ぬってのに、相変わらず飄々としているエイスケさんと、軽いノリのあぐりのやり取りは、
あの二人らしくて微笑ましかったけど、
ついに来週かぁ…と。今から悲しいです。
はぁ…。
辛いです…。この二人が好きだから。ウウッ。
子供たちやエイスケの変化と共に、
二・二六事件も発生。
民ちゃんの夫がそれにより
自決した展開も悲しかったなぁ。
民ちゃんは岡山に帰るらしいけど、
今度会うときは、どんな女性になっているのでしょうね。
これからどんどん戦時中の雰囲気が色濃くなっていくんだろうなぁ…。はあ。つれぇ…。