終わっちまったなあ……。
最終週はえらく駆け足だったけど、
それでも、なんかジーンとしたなあ。
あぐりの人生の冒険旅行は
まだまだ続くんやなあ、と
見ていると感慨深くなってしもたよ。
最終回にお父様とお母様が出てきたとき
ウルッとしてしまった。
エイスケさんでも望月夫婦でもなく、
両親がここで出てくるんだよね!
くーっ!なんかグッと来てしまった。
最終回は消えたあぐりを皆が探しているなか、
当の本人は屋根の上で夜空を見てたっていう。
初回にちびあぐりがカラスの雛を見守って
木の上にいたのとリンクしてたのね!
ネット上で指摘されているのを見るまで
おれっち全く気づかんかった!(バカ)
そういうさりげない脚本が、良いよねぇ。
お父様キャラ変わってないか?と思ったのは内緒
淳之介は、芥川賞候補となるも何度も落選。
一度目のとき、辰子さんやとめさんが
久しぶりに出てきたときは嬉しかったなあ。
結核で倒れて入院したときに、
燐太郎さんに弱音を吐くシーンも秀逸やった。
なんかこの2人、表現が文学的な物言いで、お互いを理解し合ってる感じで、そこが好きだなぁ。
淳之介に燐太郎さんがいてよかったよ…。
そして四度目の候補、
『驟雨』で芥川賞受賞。おめでとう!!
和子も理恵も、少しずつ自分の夢に向かって
動き出しているのが見えて、
細かい描写だなと感心。
しいていえば、あと1,2週分欲しかったかな…。
でも朝ドラで終盤ヒロインではなく
ヒロインの子供たちのドラマになるのは
あんまり好きくないので、
これで良かったのかもしれないね。
林さんも絵が描けない病を発症し、
フランスへと絵の勉強をしに行くことに。
だ、だいじょうぶ?
スラムダンクの谷沢みたく
「芸術の国フランスの…その空気を吸うだけで僕は高く飛べると思ってたのかなぁ」
にならない?!
つーか緑川靖子とエイスケさんの子いるよね?
だいじょうぶ?
とか余計なこと考えて集中できんやったよ。
ごめんな林さん。
そして、あぐりは光美堂の職務をやめ、
たった一人のためのたった一人の美容院を設立。
なるほどなあと思いました。
うーん、ええドラマやったなあ。
結構な困難や波瀾万丈が
あぐりに襲いかかるのに、
どこか明るくて、おとぎ話のような雰囲気で。
あぐりのような精神で生きられたら、
どれだけ幸せだろうか。
あぐりとエイスケさんのような存在でいられたら、どれほど刺激的であろうか。
あぐりは、人当たりがいいよね。
発言や行動の裏を疑ったり、
人を憎んだり蔑んだりしない。
非常に素直で自由な心を持っている。
金銭面は、残念ながら真似ができないので(笑)
あの自由な精神を、できるだけ
見習わんといかんな、と思います。
いやー!!良いドラマやった!!!
何度でも言いたい!!!
良いドラマだったよ!!!!
しばし迷い続けたいと思います!!