第1話であんな感じに終わったじゃないですか。
綺麗に締めたな～と思いつつ、
「えっ、小西みどりさんどうなるの？？？」と疑問に思ってたんです。
もしかして、あのまま…？との懸念も無きにしも非ず。
でも、そんなこと杞憂に終わりました。
さすが財前先生、うまい具合に切り抜ける理由を考えて
オペをやってくれました！さすがだね！！
患者の命を救いたいという気持ちよりも、初期のすい臓がんという超レアケースへの好奇心が
数倍上回ってたようにしか見えなかったけど
いざ手術の日、小西みどりさんをオペ室に連れて行くときに
鵜飼先生とすれ違ったあの瞬間、
本当にハラハラドキドキした…。バレるんじゃないかって…。
鵜飼先生にも東教授にもバレずに、緊急手術として完了する…
レアケースのオペ経験・患者の命・鵜飼先生の面子を保つ
このすべてを成し遂げました。
さすが、強欲で野心の塊よ。
こういう食えないところも好きなんですよね、財前。
現実主義者と、大いなる夢(野望)を両立しようとしているところ。
里見先生の理想と現実に打ちひしがれて苦しむ姿も、もちろん素敵なんですけどね。
でも良心の呵責に耐え切れず財前に「本当のことを言おう！」と言い出した時は
おいやめろコラッと声に出てしまった
でも！！財前先生！！！！
詰めが！！！
甘い！！！
激アマ！！！
後々の口封じのために鵜飼先生に高価な絵を贈ったはいいが、
東教授にも贈っとかないから、
くれない会で鵜飼夫人(野川由美子さん)が
「財前先生からもらった絵なんですわよオホホ。
東教授のところにもさぞいい絵が届いていることでしょう」
とか何とか言って、それ聞いた東夫人(高畑淳子さん)苦虫を嚙みつぶしたような顔してたぞ！
もう、あれ絶対次回で、東教授に大声で長々と愚痴るぞ！！
そして東教授はまた嫌な思いをするんだ！！
そういうとこ！！そういうとこだぞ財前！！！
そのあと例のバーに鵜飼先生に呼ばれて、嬉々として行ったはいいが、
小西さんの旦那さんに口止めちゃんとしておかないから、
律儀で誠実な小西さんの旦那は、
鵜飼先生にもきっちりお礼のお饅頭渡してやんの！！！
詰めアマァッ！！甘すぎだよ財前！！
ヘラヘラしてた鵜飼先生が、突如すい臓がんの患者の話をしだした時には
一視聴者のワタクシも、財前と同じような顔になっちった。
内心ヒイイイィッて叫んでた。肝がひえた。
一視聴者のワタクシがそうなんですから、
当事者の財前なんてもっとですよね。
あのシーンはヒリヒリと胸が焼け付きそうになった気分だったわ。
いろいろ言い訳こねくり回してとりあえず事なきを得た、けど…予断を許さない状況になってしまった財前。
鵜飼先生がすい臓がんを見つけたってことにしたけど…
鵜飼先生も何とも言えない気持ちだよね、今…。
財前の思惑はバレバレなわけですからね。
気に入らなかったらいつでも財前を潰せる、そんな状況にしてしまった。
財前よ…まあそういう詰めの甘いところも好きなんだけど。
東教授は東教授で、出張先で財前の代わりに自分の後継者としての教授候補を探してるみたいだし、
こんな世界、里見先生じゃなくても息が詰まりそうだわぁ…。
で、次回には多分東教授にバレますよね。
財前どうなってしまうんだ…。
いや、面白い！面白いわ！！前半部分既に面白いです！
