TVerで『白い巨塔』を見るとき、ワイヤレスヘッドフォン使って
聴いてる(視聴している)んですけど、
いやぁ、良いっすね。
役者さんたちのセリフ回し聞いてるだけで、ゾクゾクするというか。
重低音が効きまくっているというか(笑)
ヌーの知人？の岩田さん役で
曽我廼家文童さんと言われる方が今回からご出演されているんですが、
あの耳に響く低い声がほんとすき。
ヌーと岩田さんの喋りなんて、もう、妖怪アンド妖怪に思えたもの。妖怪大戦争。
財前の行った悪だくみ、じゃなかった小西みどりさんのすい臓がんの緊急オペが
東教授にバレて東教授すっかりカンカン。言わんこっちゃねえ。
教授会で財前を査問にかける、って息巻いて鵜飼先生にもお伺いをたてていたのですが
(このお伺いシーン、やり取りもまた重低音が響く！)
その鵜飼先生は、ヌーの知り合いの妖怪その岩田さんと医局時代の同期という…。
鵜飼先生に一任するという形に落ち着いたけど、
ワタクシこの時点で、「あっこれあとで東教授が悔しがるやつだ」と分かりましたね。分かりやすい。
案の定、ヌーと岩田さんが鵜飼先生を取り囲んで、
奥に財前を待機させておき鵜飼先生を懐柔。
ヌーと岩田さんのおかげで、鵜飼先生は
とりあえず財前のことは不問にして恩を売っておくことにして
東教授はさらにムキーッ状態という。
ヌーと岩田さんがじわじわ鵜飼先生に圧力かけるシーンは面白かったなあ。
妖怪そろい踏みって感じで。
まるで地底に響くような、ガンガンと脳に叩き込まれているかのような3人のセリフ回し。
いいねえ、これこそ白い巨塔。これこそ妖怪大戦争だよな。
結果として、財前と東教授の仲はさらにギクシャク。
ほぼ亀裂が決定的になりましたとさ。なーにやってんだ二人とも。
東教授は自分の退任後の貢献を船尾先生から融通してもらおうとしているし、
財前は喧嘩売るし。
『白い巨塔』を見ていてつくづく思うのですが、
東教授×里見、鵜飼先生×財前だったら丸く収まったんだよなーこれ…。
あ、それと小枝子(矢田ちゃん)が里見先生の奥様と仲良くなってました。
お前らは割とどうでもいい
里見先生は自発的に東教授に例の緊急オペの件を話したわけではないんだけど、
東教授がすべてを知ったと分かってからは、これをいい機会に正しいことをするんだ！と
今回のすい臓がんの併発について報告書をまとめてました。教授会で発表するように。
彼は彼でね～正しいことをしたいというその高潔さは素晴らしいのだけど、
鵜飼先生の言うように、正しいことをしようとするのは、時に誰かを傷つけるんですよね…。
結局査問の件は無しになり、必死に作った報告書も行き場を失う形に。
ふーん。大変だね。(それだけ？？)
すまん、財前の野心丸出しイキリ散らかしでも詰めが甘いところが魅力的過ぎてな！
良い人すぎるとそれで終わっちゃうんだ！ごめんね里見先生！
そういえば、自分の退官後の教授後任候補として
何人かの履歴書と推薦状が
船尾先生から送られてきたんですけど、
そのなかに沢村一樹さんが！
若い！！！肌ピッチピチ！！
写真だけでもわかるさわやかさ！
いつからだ、いつからさわやかよりクセの強さが際立ってきたのは！
と、なんかテンションが上がりました。
