The King with Donkey Ears

ドラマ視聴素人の感想置き場。自分のために書いてます。

ずっとあなたが好きだった 第三話

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このドラマの結末をね、知ってるんですよ。

だからね、美和と冬彦さんのすれ違いが
見てて切なくてしゃーない。

美和は何とか冬彦さんに歩み寄ろうと、夫婦生活をより良くしようと、
何度も何度も努力してるんだけど、
そのたびに失敗して、どんどんメンタルが疲弊していく。
それが見てて痛いほど分かった。
賀来千香子さんがね、すっごい演技上手いんですよねまた。
佐野史郎さんが上手いのは分かってたんだけど、
賀来千香子さんもめちゃんこ上手い。
3話は見てて辛かったなあ。
冬彦さんの大人になりきれなかった子供のような仕草も、
美和を愛していても、正しい愛し方が分からない悲しさも。
初見だと、ただの狂気のマザコン夫なんだけど(実際3話を撮影してた頃はいわゆる4番手でしかなかったと思うけど)、真実を知ってるとつれぇ。


そして野際陽子さんの恐ろしさ。
一見普通で、親切な姑なんだけど、
当たり前のように異常さを内包した感じが、
見てて怖いわぁ。


このドラマは、基本的に出ている女性は
皆健気でいい人ですね。
美和もだけど、大岩くんの彼女の律子も、
美和の友達の知子も。美人だし。
みんな幸せになれればいいのになあ。


次回予告見たら、美和がついに大岩くんの方に気持ちが行ってしまってて、
アカン!それはアカーン!となりました。
でも、冬彦さんと生活してたら息が詰まるよなあ。

展開に無理がないから、
見るのがスムーズでいいです。
こんなに丁寧に作られたドラマやったんやね…。
単なるセンセーショナルだけではなかったね。